松井優征先生原作、週刊少年ジャンプに連載中の暗殺教室の感想です。
ネタバレありです。
表紙は、殺せんせー作成のアルバムの1ページ。
訓練の後に、殺せんせーが作った手作りおにぎりをみんなが食べている図。
しかも、28人全員が違う具が入っているという細やかさ。
そして全レシピ付き。
そりゃみんな、先生からのアドバイスブックは細かいって言うわな。
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椚ヶ丘中学校も無事に卒業した、元3-E生徒たち。
あれから、月日が流れて・・・・
あの柳沢は一命はとりとめたが、1人では何もできない体となり、入院。
しかも、ずっと柳沢が行っていた研究は、エネルギー利用も兵器利用も制御が不可能と判断されて「実用に値せず」との烙印を押されたらしい。
看護師の力を借りないとなにもできない状態となった柳沢。
これまで、彼がやってきた非道を考えればこの末路も致し方ないと思うが、渚は、
「誰もが誰かの助けを借りなきゃ生きられない。 自分(柳沢)を通してそれに気づいてもらえたら」
「せっかく残った優秀な頭脳を 人のために使ってくれるかもしれない」
と、柳沢が今の自分の状況を通じて、人のためにできることを考えてほしいと思うなんて、できた子だよなあ。。
そしてE組校舎は、渚たち限りで閉鎖されることとなった。
校舎の前には立入禁止のバリケードが。
椚ヶ丘学園は、「生徒を危険にさらした」として糾弾されたうえ、E組のシステムも問題視されて廃止。
浅野理事長は学校の経営権を手放さざるを得なくなった。
当の理事長は、理事長室を整理しながらも、すっきりとした表情。
また1から出直すだろうし、これくらいのことでダメになる人ではないですしね。
息子もそれはわかっているようです。
そんな理事長室を訪ねてきたのは、浅野理事長が最初に椚ヶ丘の分校を作った時の生徒たち2人。
自分たちに何かできることはないかという彼らに、理事長は
「そうだな では1つ頼もうか 祝ってくれないか? 君たちの後輩と私自身の新しい門出を」
とシャンパンを開ける。
「せっかく飲むんだ 君たちの近況と私の愚痴もね」
「なんでも聞きますよ 3人で」
うん、理事長はまた1から学校を作っていくんだろうなあ。
最初の頃を思い出して。
さて、E組には300億円の賞金が支払われました。
そういえば、賞金の使い道がまだ不明だったのでした。
殺せんせーのアドバイスブックも参考に皆で話し合いを重ねる。
まあ、大金を前に、前原はすっかり目がお金になっていて、岡野に呆れられているし、貧乏家庭の磯貝はその大金を見てもよくわからない状態。
先生からのアドバイスブックにあった言葉は
「『達成した』ことが大事なんです!! 大金を頼りに生きるようでは良い成長はできませんよ!!」
その言葉を生かして、彼らは学費と将来の1人暮らしの頭金くらいをもらい、いろんなところにちょこちょこ寄付をして、みんなでひとつだけ大きな買い物をして残りは「1年間の支援への感謝」として国に返した。
まあ、学費と頭金ちょっとの金額にガクッとなっている人が何人かいるし、寄付金はあの保育施設へも寄付しており、園長やさくらちゃんもその金額にびっくり。
大きな買い物って何を買ったんでしょうね??
そして残りを国へ返却するという英断は、えらいなあと思います。
この1年間で、彼らが学んだことですね。
空に浮かんでいる三日月状態の月は、あれから少しずつ崩壊を始めているそう。
月自身の重力で、いづれ前よりも小さな球形まとまるそう。
しばらくすれば、地球から見る形や大きさ、重力や周期は壊される前と割と似た感じになるそう。
E組の1年の象徴だった三日月は徐々に形を忘れていくそう。
そして・・・いつしか、月が円になりつつある、ある日のこと・・・
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烏間はイリーナに中東の暴動を扇動する組織に危険な動きがあるということで、諜報員として潜入するよう命令する。
イリーナはOKと言いつつも
「でも怖いわぁ烏間室長 こーんな綺麗な女が危険な地域で捕まったら 逆に興奮する?自分の嫁があんなことやそんなことされるの想像したら」
あ、結婚したんだ、この2人。
というか、死神(2代目)事件からバレンタインのことも経て、やっぱりくっついたって感じですね。
「俺はお前の技量を信じて頼んだんだが その仮定を持ち出すということは、おまえ自身はその程度という自己評価か」
「なら仕方ない ほかの誰かに頼むとするか」
といって、立ち上がる烏間にすがりつくイリーナ
「冗談よ!!ちょっとだけ心配してほしかったの!! ねえ あなたああ~~」
「(頭をかかえつつ)行くんだな」
「行きます!!」
「だったらすぐ準備!!」
「ヘイ喜んで!!!」
居酒屋の店員か?
しかしまあ、この2人も何年たっても相変わらずだわ。
ロブロ先生から旦那にかわっただけじゃん。
烏間自身も
「出会ってから7年か 変わらんなあいつは」
って言ってますしね。
「俺たち2人の いや 俺たち3人の生徒たちは元気にしているだろうか」
空に浮かぶ月がだんだんと満月に近づきつつあるけど、まだ形をなしていないんですね。
あれから7年ということは順調にいっていれば、彼らは大学4年生ですかね。
中学の最寄り駅だった椚ヶ丘駅には、朝のテレビ小説のポスターが飾られている。
ヒロインは磨瀬榛名。
茅野ちゃんは女優に戻ったんですね。
というか、ドラマのキャッチフレーズ「崖からダイブが私の仕事」って。。どんな話なの??
そんな中、映る手を繋いでいる2人
「あ 改札」
「みんな もう集まってる」
「うん」
どうみても男女の手。
元E組の生徒のようですが、いったい誰でしょう??
この2人については、こちらの記事で考察しています。
そして場面はあの旧校舎へ。
旧校舎の花壇に飾られている花に手を合わせているのは茅野ちゃん。
そんな茅野ちゃんに「よう朝ドラ女優」と声をかけたのは、前原達元E組の面々。
「そんじゃ手入れを始めるか」と鍵を取り出す磯貝。
校舎内の清掃や校舎外のゴミ拾いを始めるみんな。
なるほど、みんなで買った大きな買い物とは、この区域含めた山を元E組みんなで買い取ったことだったようです。
こうして定期的に集まって、校舎の修繕をしたり、掃除をしたりしているんですね。
茅野は女優になっているので、なかなか来れないせいか、たまにこうしてきているんですね。
しかし、すっかり有名女優になった茅野ちゃん。
前原も「ルックスあるわ、演技力あるわ、アクションできるわ、30メートルの崖から笑顔で跳ぶわ、売れない方がおかしいぜ」とのこと。
茅野は「いやいや中学時代の遺産に頼っているだけで」と謙遜しているが、そばでローアングルから自分を撮影している岡島に掃除するようしっかり釘はさしてます。
岡島、あんたって男は相変わらずだな。
昔は「永遠の0」とか馬鹿にしていたくせに!!
「お墓とかはなくていいとみんなが言った だっていなくなった気がしないから」
「この校舎が きっと2人のいるところ いつでもみんなが帰ってくるところ」
茅野が空を見上げると、校舎の屋根から殺せんせーと姉のあぐりが見守っている気がしていた。
掃除も終わり、教室で一段落中のみんな。
磯貝は「保存だけじゃなく、有効活用も考えなきゃなあ 皆が就活で忙しくなる前に」と。
時期的にはそういうことも考えなきゃいけないころなんですね。
ですが、この山を有効活用している人もいるようで、岡野ちゃんは体育大でアクロバットのパフォーマンスチームを作っていて、その訓練にこの山の地形は練習にぴったりとのこと。
倉橋ちゃんは子供を集めて自然体験ツアーを開いて稼いでいるそう。
倉橋ちゃんが、裏山で昆虫などを集めて小遣い稼ぎしていましたが、未だにそうやって小銭稼ぎしているよう。
「殺せんせーのおっきな形見」
「私的には いつかこの校舎を使ってくれたら・・・って人がいるんだけど」
今回の清掃にきていたのは磯貝、岡島、前原、木村、千葉、三村、メグ、矢田ちゃん、原ちゃん、不破ちゃん、速水ちゃんそして茅野ちゃん。
あの駅で手を繋いでいた2人はこの清掃メンバーの中にいたのか、それともこれから来る人間なのか?
そして茅野ちゃんが思っている「この校舎を使ってくれたら」という人は渚のことかな?
渚の7年後がどんな姿になっているのか、見てみたいので、早くでて!!って感じなのですが、最終回までお預けなのですね。
最終回、今回出ていないメンバーも全員でてくるんだろうと予想していますが、どんな最終回になるんでしょうね。
次回のジャンプは今週末発売。
正直待ちきれませんよ!!!
大団円になるであろうとは予想していますが、E組の何人かカップルできていたらいいなあとも希望しています。
次回 第180話(最終話)「殺しの時間」感想はこちらから
前回 第178話「涙の時間」感想はこちら
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