先日、声優の松来未祐さんの訃報をお伝えしましたが、松来さんが長年、文化放送の超A&G+で櫻井孝宏さん、鈴村健一さんと一緒にパーソナリティを務めてきた番組「有限会社チェリーベル」が11月6日の放送で終了すると櫻井さん、鈴村さんから報告がありました。

 

7月の松来さんの入院から3か月弱、櫻井さんと鈴村さんが2人で放送してきたのも松来さんの強い希望だったこと。
「治ってしれっと復活して、『いや~実は大変だったんですよ~』とリスナーのみんなに伝えたい」と言っていたこと。
必ず治って復帰して、病気を克服した際には本を出して自分と同じ病気の人を励ましたいと言っていたこと。
松来さん自身が非常に強い意志をもって病気と闘っていたこと。
今まで、リスナーには話せなかったお話なども含めて櫻井さんと鈴村さんは話してくれました。

 

鈴村さんは機会があってチェリーベルのスタッフさんと一緒にお見舞いに行ったり、櫻井さんはメールで励ましたりしていたそうです。
入院生活が退屈だからなにかおもしろものないかなあとの松来さんの言葉に、鈴村さんがお笑いのDVDを持って行ったことや「お母さんにおこられちゃうなあ」と言いつつもそのお見舞いDVDを見て、いっぱい笑って、「笑うことも回復にはすごくいいからいつも見てますよ」とメールをくれたそうです。

9月のお誕生日会にも鈴村さんは参加して、その時に来ていたたくさんの松来さんの友人たちとお祝いしたそうです。
作成したCDにも参加して、PVも参加してと、入院していた松来さんをたくさんたくさん励ましていたんだなと感じました。
2人とも状況を知っていたからか今回の松来さんの訃報の報告もすごく悲しみにあふれていて、聞いているこちらも悲しくなってきました。

 

2人きりのチェリーベルになってからもスタッフのみなさんとも、何度も協議を重ねたそうです。
リスナーのみんなからの存続の声もたくさん届いていたそうです。
松来さんはチェリーベルを続けてほしい、自分が帰ってくる場所を残していてほしいと伝えていたそうです。
「チェリベはチェリベのままバカな番組を残していてほしい」
そんな松来さんの思いを汲んで、番組を続けてきたそうです。

 

だからこそ、「3人揃ってのチェリーベル」という言葉が非常に重く、たくさんの時間、考えて考えて考え抜いた結果が「チェリーベルを終了する」ということになったのはいたしかたないと思います。
松来さんがいない2人での存続は苦しかったのでしょう。
鈴村さんも番組の最後は泣いてしまっていたし、櫻井さんも堪えつつも声が震えていて、2人にとっての松来さんの大きさというのをすごく感じました。

途中で松来さんのアルバム「White Sincerely」から「HOME」がフルコーラス流れました。
ふんわり、ゆったりと、柔らかな歌声で、胸が締め付けられるようです。

最後にはチェリーベル10周年の時に収録して、渋谷公会堂でも披露した「10周年だよ全員集合」が流れました。
3人の歌声と明るいメロディ。
「ありがとう」と最後に繰り返すこの曲が最後で胸が詰まります。

松来さんが残していった歌声はCDとして残っていて、いろいろなキャラクターたちに吹き込んだ命も、作品として残っています。
我が家はCSのキッズステーションが入ってますが、「這いよれ!ニャル子さん」が11月から放送されます。
様々な作品という形で松来さんの声は残っています。

チェリーベルは終わってしまいましたが、チェリベのCDなどはまだA&Gのホームページで販売は少し続くそうです。

13年間、お疲れ様でした。
櫻井さんと鈴村さんにはまた別の形で新しいラジオ番組を生み出してもらえたらと願っています。