背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊少年ジャンプに連載中の横田卓馬先生作「背すじをピン!と」の1巻感想です。
ジャンプ漫画の中でも最近一推しな漫画です。
ジャンプ感想もおいおい間に合うように書いていく予定ですので(^^;)まずは、今出ている分までの単行本の感想を書いていきます。

スポンサーリンク

主人公の土屋雅春が、鹿鳴館高校に入学したところから始まります。
土屋くんは、小学校のときに好きな女の子からくらった言葉がプチトラウマになっていて女子が苦手な男子として成長。
(フォークダンスの練習中、緊張のあまり手汗でびっしょりになったのを「ちょっと必死過ぎ」と笑われた経験ToT 泣けるなあ)

その部活紹介で見た『競技ダンス部』のパフォーマンスのすごさに圧倒されてしまう。
友達に誘われて、競技ダンス部の部室へ行けば、女子部員の綺麗さとエロにつられた新入生男子でいっぱい。

でも、そんな土屋くんたちの前に現れたのは怪物?
いえ、部長の土井垣真澄先輩でした。
土屋君の友達も「ゴリゴリ先輩」とあだ名をつけたくなるくらいの巨体と顔も濃い。

ゴリゴリ???
butyo2

土井垣に捕まったせいで逃げれなかった土屋くんと、(ほかの男子は土井垣の迫力に逃げてしまった)唯一女子で来ていた亘理絵里ちゃんがその場に取り残されてしまったのです。

と、「ボーイミーツガール」的に始まった部活ライフといったところでしょうか。
つっちー(部長につけられた土屋君のあだ名)とわたりちゃんは実は、部活紹介の体育館で偶然出会っていたのですが。
(つっちーはすっかりわすれてたけど)

競技ダンス」という聞きなれない競技。
なかなか濃い登場人物たちがうまくマッチして話が進んでいきます。

主人公のつっちーとダンスのペアを組むことになったわたりちゃん。
ダンスは2人ともやったことがない初心者ペアです。

競技ダンス歴10年以上の3年生、土井垣部長・リオ副部長ペア(2人は幼馴染)
まさに「ケンカップル」な2年生、競技ダンス歴1年の八巻先輩と秋子先輩ペア。
この6人の競技ダンス部を中心に話が進んでいきます。

スポンサーリンク

つっちーは中学時代、文化部だったせいか体力ナッシングですが、わたりちゃんのがんばりに影響されて、つっちー自身も少しずつ成長していきます。
わたりちゃんは、どちらかというとおとなしそうな性格ですが、『自分に自信をつけたくてダンス部へ入部』した頑張り屋さん。
そんな2人ですが、少しずつペアとして形になってきます。

そして部長の陰謀(笑)で、入部わずか1か月で大会に出ることになってしまったつっちーとわたりちゃん。
スタンダードダンスの「ワルツ」を必死に覚えていきます。
そんな1年生2人の様子を見て、懐かしくなった2年生コンビが後輩を励まし、可愛がる姿もいい感じです。(八巻先輩は口悪いけどね)

また、つっちーたちと同級生でライバルになるかも知れない御木くんとペアのターニャちゃんも登場。
実はこの2人はジュニアチャンピオンというすごいペアなのです。

御木くんは、ダンス教室で小さいころからダンスをしていたため、なかなか同年代のダンス仲間がいなかったが寂しかったよう。
背の高さもつっちーと御木くんは近いせいか、妙に気があってます。

御木くんのペアのターニャちゃんはロシア人で、まだ日本語が不自由なのですが、わたりちゃんがロシア語でコミュニケーションを取ったのが、ターニャには嬉しかったのか、日本語でお返事。
わたりちゃんも意外とコミュニケーション能力が高い人なのかも。
(スマホですぐロシア語の挨拶を検索してしゃべるのは、なかなか意識してできることではないと思う)

1巻では、入部から試合にでるための練習、ライバルになる可能性の高い同年代ペアの登場と早いスピードで進んでます。
(部長は『今時6話もかけて試合しないなんて遅すぎるくらいよ』と言ってますけど)

競技ダンスは昔TVでやっていた『ウリナリ!』というウッチャンナンチャンの番組のダンスを思い出しました。
今なら『金スマ』でキンタローさんや元乃木坂48の市来玲奈ちゃんがやってますね。

優雅に見えて、実はとっても泥臭い基礎練習をしているというのは、すごく『スポーツ漫画』らしいです。
八巻先輩もこの部は「体育会系文化部」って言ってますしね。
体力がわたりちゃんよりも劣っているつっちーですが、少しずつ男をみせていくのか?

ジャンプスポーツ漫画の主人公たち(『黒子のバスケ』の黒子や『ハイキュー!!』の日向、『火ノ丸相撲』の火ノ丸など)のように成長の伸びしろや可能性を秘めた主人公ですが、
黒子たちと違って、『普通の、等身大の男の子』というのがポイントではないでしょうか?

黒子達はなんだかんだいって、その競技に関しては『ある特出した能力』がある。
それが相棒やチームメイトたちとの『和』やライバルの存在、個人とチーム一丸となっての地道な努力で、その力が花開いていった感じですよね。
それもまた熱さを感じるし、主人公側も応援したくなる、ライバル校も応援したくなるのですが。

この段階の『背すピン!』は、上記スポーツ漫画の主人公たちよりもっと身近に感じてしまって、応援してしまう主人公たちなんですよね。。
なんというか「危うくてほっとけない」感じ。
(ラブライブで、穂乃果が妹の雪穂に「μ’s」の印象を聞いたときにおんなじことを言ってたけど)
でも一生懸命だから応援したくなる。
そんなスポーツ漫画の主人公たちがいたもいいんじゃないかな?

ってな感じで進んだ1巻でした。
2巻ではいよいよ初試合ですよ~。

1~3巻をまとめて読んでみませんか?