チャンピオン感想

弱虫ペダルRIDE373「こぼれ落ちた想い」チャンピオン47号の感想

弱虫ペダル(42): 少年チャンピオン・コミックス

週刊少年チャンピオン連載中の渡辺航先生原作「弱虫ペダル」の感想です。
ネタバレありです。

 

 

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急にペースの落ちた今泉を心配し上がる坂道。声をかけようとする坂道に手嶋は

「今泉は今まで先頭にいてつかれている」
「つかれている それだけだ」

手嶋に肩をぐっと掴まれてその真意をさっする坂道。

「今泉くんはつかれている  だけじゃないのか」

察することまではできたけど、じゃあ今泉に何をすればいいのかというのは状況が許さないですよね。
箱根学園と京都伏見には先行されている。
青八木と鏑木が追いつくのは無理(この時点では手嶋はそう考えている)
1人先行している鳴子にとにかく追いつき、4人でフルメンバーの箱学、京都伏見と戦わなくてはならない、この状況で、坂道が先頭にたち手嶋と今泉を引き始めます。

山頂のトンネルにやっと入ることのできた総北。
手嶋が、今泉に
「大丈夫だ ってのは気休めかもしれないが 信じよう 3人で回せばきっとチャンスはめぐっ(てくる)」
と言いかけたところに今泉の拒絶。

手嶋が箱学に抜かれていなければ、もっと回復が早ければ、状況がここまでひどくならなかったのにと手嶋を攻める気持ちでいっぱいの今泉は
「だからなんで笑ってんすか!あんたは!!」
「箱学にも京伏にも、元々あんたが追いついて入れば問題は起こってないんだ!!なのにベラベラしゃべって!!」

別のなにかのせいにしないとやってられない、今泉の心境としてはそんなところなんでしょうが、自分の判断が間違っていたという事実、今の総北の状況、すべてがどんどん最悪の方向へ転がっている気配に、手嶋に当たるしかないというのも、まだ今泉が「エース」としての「第2段階」の成長が必要なときがきているような気がします。

 

1年生時インターハイでもその「メンタル」面の弱さで散々御堂筋に煽られて、2日目には途中でレース放り出そうとしてましたしね。
この時は金城という絶対的エースがいて、その金城が今泉を救い上げてくれたから走ることができたし、その思いが3日目の最終レースで箱根学園のエースだった福富と互角に戦えるくらいに成長しましたしね。
そして御堂筋との一騎打ちもメンタル面をいくらされてもまったくといっていいほど動じなかった。

なのに、2年目どうしてこうなった。メンタル面まだ弱いじゃん!!
ともいいたいですが、前回、今泉自身が「思いっきり走れている気がしない」と吐露していたように自分が思うようにいかないジレンマがずっとあって、『人の性格はそうそう簡単に強くなることはない』と考えているであろう御堂筋に今泉自身や今泉の周りの状況をすっかり読み込まれて、翻弄されてしまったというのが今の今泉の立ち位置と言ったところなのかも。

手嶋は今泉に『つらい状況だからこそ、支え合うのがチーム総北だ』と伝えようとしますが、今泉はそれを制して

「全部オレのせいすから すいませんオレの判断ミスです 暴言すみませんでした」

と、自分が間違っていたこと手嶋に怒鳴ったことを謝ります。

『あのとき前を追った鳴子の判断が正しかった』
またあの「ポキッ」という音が聞こえる今泉。

『総北にチャンスがないと思うか今泉 そういうときだからこそなんだが、な』

今の今泉には何を言ってもダメだと思う手嶋、今泉の変調を気に掛ける坂道。
今泉達のいる今の状況から見ると『鳴子の判断が正しかった』と思ってしまうかもしれませんが、果たしてそうなのかな?
仮に鳴子と今泉が2人で先行したところで、坂道と手嶋が箱学と同時に追いつくという可能性がどうだったかはわからない。
(箱学は新開悠人が坂道を仕掛けてレース状態になっていたし)
そもそも鏑木の不調をレギュラー全員が気づかなかったところが問題だったというのが抜けてないかな?
鏑木のあの性格と本人自身が不調であることにまったく気づかなかったのもどうなんだろうって感じだし。

そこから、青八木が鏑木を引っ張るために手嶋と坂道から離れて、鏑木と合流し、追いつきつつある。
この状況を坂道が追いついてから今泉と鳴子は知ったわけですから。
そこから先行するか、手嶋を待つかで鳴子と今泉は判断を分けましたが。
果たして鳴子の『先行する』という判断は正しかったのか。

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その鳴子は御堂筋に追いすがってますが、ついに京都伏見の残り5人が御堂筋と合流します。
御堂筋のフェイズどおり「登りで集団からとびだし、トンネルをぬけた下りの4キロ地点で御堂筋に追いつく」ことができてしまった。
その御堂筋は、総北を抜くときに今泉はなにか言っていたかと尋ねます。
そう聞かれてもなんのこっちゃといった顔の京都伏見のザク2人(笑)
「驚いた顔で 『な』とか『う』くらいしか」

「やて ナァルコくぅん」
今泉が京都伏見に抜かれたときの状況すら御堂筋にはお見通しで、鳴子にも「驚いた顔で 『な』とか『う』しか言わない」と言っていたんですね。
本当に御堂筋のいった通りになったのに驚く鳴子

「総北もう完全にバラバラやね!!」(予定通りやわ!!!)

そうして箱根学園に追いつくため加速する京都伏見。

「予定のペースで回して5分以内にとらえて 早めにつぶすよ! 王者ァ!!!」

鳴子は加速する京都伏見の後ろに食らいつきます。意地でもついていって箱学のところへ行かなくてはとあせる鳴子。
鳴子は鳴子で御堂筋の筋書き通りに今泉が折れているのではと気にはかかっているでしょうけど、今はとにかく京伏追走が先。
その先に見えたのは箱根学園。

「来たようだね」

追いついてきた京都伏見を迎える泉田。

「讃えようか?御堂筋くん よく追いついたと」
「いやエエよ マツ毛くん そんな気ぃつかわんでも」

あ、マツ毛くんってあだ名鳴子だけが呼んでるんじゃないんだ(笑)関西の人のネーミングセンスっていったい。
だが、今のこの状況、ここから5キロ先に2日目のスプリントラインが設定されている。
つまり、去年の2日目スプリントライン勝負時と同じ状況を御堂筋が演出していた。
そして泉田もそれをわかって待ち構えていたと。

「去年 箱根学園が辛酸をなめたまったく同じ状況であることを!! さあリベンジといこうか?」

泉田もジッパーをしっかり締めて臨戦態勢整ってますね。

去年のインターハイ2日目に当時1年だった御堂筋と箱根学園エーススプリンターだった新開隼人との一騎打ち。
そのときと同じ状況をあえてつくってきた御堂筋と、そういう御堂筋の筋書きをわかっていた泉田。

やっと2日目のスプリントラインまで来ましたか。長かったな。
とはいえスプリントラインたどりつくまでまた長いんだろうなあ。。
とりあえず、栃木県を抜け群馬県に入りました。
泉田的には尊敬する新開をスプリントレースで打ち負かした御堂筋を自ら倒したい気持ちで、1日目はひたすら後ろに徹していたんでしょうね。
で、わざわざ御堂筋が去年と同じ状況を作り上げてくれたのだからそれにしっかり乗って、叩き倒そうと。

はてさて2日目のスプリントラインも見えてきたところで、レース前半の盛り上がりも見えてきました。
御堂筋と泉田の一騎打ちになるのか、鳴子はスプリントレースには参戦するのか、そしてバラバラの総北に勝機があるのか。
次回は総北より、箱学VS京伏一騎打ちの状況が描かれそうですね。

 

1年目インターハイメンバー揃ったイベント(声優さんのですけど)

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