弱虫ペダル(43)(少年チャンピオン・コミックス)

週刊少年チャンピオン連載中の渡辺航先生原作「弱虫ペダル」の感想です。
ネタバレありです。

総北のターン続行中。
いよいよ山岳ステージですが、先頭を進む箱根学園、京都伏見に追いつけるのか?

その前に、熊本台一を抜かさないといけないのですが、熊台は追いついてきた総北を相手に、もう一度手嶋が「協調」を呼びかけたらどうするのかな?
一度あれだけ突っぱねたんだから、「追いつかれたので、協調します」なんてことはしないとは思うけど、そうなると2日目の結果次第では、熊台の主将の井瀬くんはあとからいろいろと悩むことになりそう。

つくづく昨年の3日目の広島呉工業のあの協調騒動は、様々な爪痕を未だに残しているのだなあとその罪の重さがこうして響いて出てきてますね。
その広島の代表は未だに姿を見せていませんが、呉工業なのか、それとも違う高校なのか?

明かされるのはまた3日目なのかな??

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1か月前の回想から始まる。
インターハイ前のレギュラーミーティング。
昨年は巻島の家で行ったが、今年のミーティングは古賀の家で開催。
手嶋は主将として急きょ予定に組み込まれてしまった壮行会へピエール先生と出席することに。

「2年生のボクらが中心になってやれって言われたよ 今日のメンバーミーティング」
そういう坂道に、今泉と鳴子もうなずく。

3人は歩きながら去年の巻島家の豪邸を思い出す。
初めて訪れる古賀の家にワクワクが止まらない(でもするのはミーティング)
きっと普通のお宅・・・といいながら目の前に現れたのは、超高層マンション。
でも、坂道からしたら・・・

「ビルだよ鳴子くん!!! 大きなビルだよ 古賀さんち!!!」
「ん?小野田くん!?」
「ビル・・・・て?」

ちょっとまて、坂道君は、マンションをみたことがないのか?
坂道の周りにもマンションくらいあるだろう?
と、思ったけど、もしかしたら「高層マンション」はないのかもしれない。
せいぜい高くても6~7階なのかも知れない。
そもそも住宅地の中にビルはない。

「マンションだぞ!!」
「マンションや小野田君 これ全部 古賀さんちちがうで」

「高いよ~~」(値段の話ではない)
「たしかに高い けどそんなもんやマンションは」(2度も言うが値段の話ではない)

「車が何台も~~!」
「そらたくさん人が住んどるから車もぎょうさんある」

坂道君の素のボケっぷりに鳴子のツッコミも炸裂
昨年の巻島邸という豪邸を見ていたから、感覚がおかしくなっているのか、なんなんでしょ?


「落ち着け小野田くん アキバにもビルはたくさんあるやろ (これは)集合住宅いうやつや」

「あ・・・そ・・そうなの」
「・・・・おまえ親戚にマンション住まいとかいないのか?」

散々のツッコミは鳴子に任せつつも聞きたいことは聞く今泉。
ところが、坂道並みの感想をもらすのがもう1人。

「でっけーーーー!!! チョーーーー高けーーー!!!」

一差、お前もか。
呆れた青八木が鏑木の耳をひっぱって、先へ進む。
「(親戚が)いないやつがもう1人」
今泉も鳴子も呆れるしかない。

古賀家に入った5人。
玄関の様子も描かれているのですが、靴の置き方の様子で、誰が誰だかがわかるのが、すごいなあと。

きちんと靴を返して、ドアにむかってつま先をむけている置き方をしたのが青八木と坂道。
今泉は返してはいないけど、きちんと靴をそろえてある
鳴子はちょっと雑においてある。
その4人の靴のうしろに乱雑に脱いだあとが一差。
こういう日常の中にも細かいキャラクター描写も楽しめるのが弱虫ペダルですよね。

古賀の自室から見える高層からの景色のすごさにはしゃぐ坂道と一差。

「うっわー高っかーーー!!」
「ヤバイすね!!」
「すごいよ~見て鏑木くん」
「あれ学校じゃないすか」
「どこどこ?」

「小野田くん!カブ!!」
「止める気が失せるな」

暴走ぎみな2人に突っ込む鳴子、もういいや状態の今泉。
やっと興奮がおさまった2人。

「はしゃいじゃってごめん」という坂道に鳴子は「まあまあ」と慰めるが、今泉が「中心になってやるんじゃなかったのか」とツッコむと「コォルァスカシ!!」と鳴子は怒る。
鳴子は相変わらず、坂道に甘く、今泉に手厳しいなあ。

そして、青八木は一差のあのはしゃぎように『こいつはレースの時誰かが監視する必要があるな』と思っていた。
結局監視役は青八木自身が務めてますけどね。

古賀がやってきて、いよいよレギュラーミーティングが開始される。
一差は「なんで古賀さんちでやるんですかね、メンバーじゃないのに」
と青八木に小声で言って鳴子に「コラ」と怒られてます。
古賀の持っているノートパソコンから、大型テレビにつないでいるのをみて

「でかいモニターすね 映画か何かみるんすか」
「こらカブ 映画なワケないやろ ホラあれや・・データ的なモンや」
「あ、去年のインターハイの時の・・・とか?」
「そう、それや小野田くん!」

正解は、データ。
昨年と同様、何かしらの映像を見るよう。

「『ロードレースは道との闘いでもある』先輩たちがよく言っていた言葉だ」
これを聞いてハッとする2年生3人組。
古賀がメモリーカードを取り出す。


「なんすか、そのメモリー  DSカード」

「SDだ」

一差の言うことをいちいちツッコむ青八木さん。
これからビデオを見ると言うのになんでゲームになるんだよ・・・
と、思ったのですが、一差は「SDカード」のつもりで「DSカード」と言ったのかも知れない。
多分、そっちだな。

そのSDデータの中身は、つい先日詳細が発表された今年のインハイ栃木県大会のコースを古賀が試走してきたデータだった。
古賀は、自分の自転車にカメラをつけて、コースを実際に走ってきたのだった。
手嶋と青八木は知っていたようだが、3日間の距離を1人で走ってきたという古賀に

「コースを実際に・・・1人でか!!」
「マジか このメガネさんサラッと言うたけどそれって」
「すごい!!古賀さん!!」

2年生3人も感嘆する。
データのコピーはあるけど、今からかいつまんで古賀が走って感じたことやコースマップには描かれていない、細かいギャップや勝負所について、じっくりと話し始める。
一気に5人の気迫が変わる。
古賀の細かく丁寧な説明を映像を見ながら聞き逃すことなく集中して聞く5人。

そのころ、手嶋はピエール先生そしてなぜか一緒にいる杉元と壮行会にいた。
インターハイへ出場するのは自転車部とサッカー部のようで、合同の壮行会だった。

手嶋が向かい合って話しているのはどうやら校長先生かな?
表情を見るとインターハイへの意気込みを話ているよう。

手嶋の後ろには緊張の顔をした杉元が。
杉元が一緒なのは一緒に行ける人で消去法で決まったなという気がします。

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一通りの説明が終わった後、古賀は他に聞きたいことはあるかと尋ねるが、みんな聞くことはなさそう。
「よし なら こちらから聞こう」と、古賀は「インターハイで試したいことはあるか?」と尋ねる。

『守ってばかりいては勝てない 挑戦なくしてチャンスは生まれない』これは純太の言葉だ」
「試してみたいことを遠慮なくメンバーから引き出す これが今回オレがミーティングのリーダーを任されたもうひとつの理由だ」
「自由に話せ どんな絵空事でもいい 精査して可能性があるものはオーダーに組み込もう」

「とりあえずゴール!!!」
「あ!そらワイや コラスカシ!!」
「オレ!! エースで!!とります!!オールラウンダーですから!!」
「まあスプリントは狙いたいな」

みんな、言いたい放題言い出して、さすがの古賀も「思ったよりまとまらないな」と困惑。
特に今泉と鳴子と一差の言い合いをハハと見るしかない坂道に、古賀がインターハイで試したいことは何かないのかと声をかける。
坂道は、自分が一生懸命走ってみんなの役に立てればそれで・・という坂道を微笑ましくみる古賀。

「あ・・・でも・・・もし・・もしも 少しだけ ひとつだけ言っていいのなら」
そう切り出した坂道の言葉を待つ古賀。

「雪の 今年の2月に あの神奈川の山神の東堂さんって方とその目の前で 少し約束したので できたら」

「箱根学園の真波山岳くんと勝負がしたいです」

そういって表情を輝かせる坂道。そんな坂道に古賀は思う。
『勝負・・この言葉が小野田の口から出るとは 小野田にとってはよほどの相手なんだな』

ここであの『山神パーティー』の設定が活きてきましたか。
あの時は大雪のせいで、結局、決着がつかなくって東堂にも「(決着は)インターハイだな」と言われたあのパーティ。

その約束を坂道も真波も大事にしていたんですね。
坂道も大切なのはチームの勝利というのはわかっている。
たまたま真波とあったときに、今回のインターハイのコースなら2日目の山がいいねとお互い話をしていた。

「チームのこともありますから はい あ・・・勝負っていうか」

「全力を出して 出し切って 最後の一滴を絞るような」

「真波くんと2人で そんな走りをもう一度してみたい て それだけなんですけど」

坂道の言葉に言い合いしていた鳴子と今泉、青八木と鏑木も喧嘩をピタッと止める。
(青八木は鏑木の耳を相変わらずひっぱってますが)
古賀は坂道の背中を力強くたたくと

「去年 最大の功労者が何を言っている 一番わがままを言っていい立場だ」
「純太には話しておこう 状況次第だろうが考慮しておくよう伝えるよ」

そう励ます古賀に恐縮する坂道だが、
「カッカッカッ ったく小野田くん」
「ああ・・ワガママだな」
「何とかしよう そうできるように」
鳴子、今泉、青八木からも援護されて坂道はさらに恐縮。

「もしなので~~」という坂道に「遠慮するな」という今泉と鳴子
なるほど、「2日目の山で勝負」というのは坂道と真波の間ですでに交わされていた約束だったんですね。
それで、山に入りそうな真波が「待っている」と言っていたんですね。

場面は、インハイのステージに変わる。
青八木を先頭に進む。次を鏑木が交代して順調なハイペースで箱学と京伏に追いつくために走る総北。
鏑木の次に自分が引くと前に出ようとする坂道に手嶋は止める。

「小野田はローテーションに入らなくていい この平坦は 温存しろ」
「オーダーだ 古賀からすでにきいている:

「おまえは2日目の山を獲れ!!」

手嶋のオーダーに驚く坂道。慌てる坂道に

「追いつく可能性がでてきた その可能性にかけるみんなのモチベーションになれ!!」

モチベーションという言葉に坂道にも緊張と高揚が走る。

「苦しい時に必要なのはたった一点でいい 達成目標なんだ!!」
「オレたちはおまえを山まで運ぶ!!」

そんな手嶋の言葉に今泉も奮起する

「そうだ オレも山まで引いてやる」
「おまえは小野田!何も言わずに ついてこい!!」

そんなチームメイトたちに坂道も覚悟を決める。
「ありがとうございます わかりました ボクは ボクは・・・」
「全力で温存します!!」
手嶋には「温存は全力でやるもんじゃねーよ」と突っ込まれていますが、今泉がついに復活!!

「小野田・・・オレはいつもおまえに・・」

って本当にな!どうなるかと思ったじゃんか!
まあチームメイトが揃うと力が再び沸いてくるという経験は去年のインターハイで嫌と言うほどしていますけどね。
なんにせよ、坂道の行動で今泉が復活するというのは、本当に今泉にとって坂道の存在って鳴子とは違う意味で大きいですよね。

まずは、団結して先頭に追い付く。
そして坂道は真波との勝負を山でする。
2日目の山で山神が待っているのはもしかして真波が連絡したのかな?
そうしたら巻島も2日目は山で東堂と一緒に坂道と真波が来るのを待ちそうですが果たして?

箱学のシナリオでも2日目の山も真波を出す感じでいるのかな。
そして京伏も黙っていないでしょうけど、坂道と真波の勝負に邪魔が入るのか。
2日目、山岳ステージはいつ始まるのかな??

前回RIDE388「青八木一」感想はこちらから

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弱虫ペダル(44): 少年チャンピオン・コミックス

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