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弱虫ペダルRIDE375「マッサージャー」チャンピオン49号の感想

チャンピオン感想

弱虫ペダル(42): 少年チャンピオン・コミックス

週刊少年チャンピオン連載中の渡辺航先生原作「弱虫ペダル」の感想です。
ネタバレありです。

 

今週は表紙とセンターカラーだったのですが、『キャラクター人気投票開催』って!!
だって、今年のゴールデンウイーク明けに人気投票やったばっかりじゃん!!
しかも開票が年末に発売の号。
年に2回も人気投票ってしたことあったっけ?とついつい疑問に思っちゃいました。

前回の人気投票がちょうど1日目の決着がついたとき。
今回は2日目のスプリントライン勝負に決着がつくあたりですかね?
アニメ3期が決まった記念の人気投票開催らしいですが、だったらアニメ3期の放送開始に合わせて開催した方がいいんじゃないの?と余計なお世話なことを考えちゃいました。
。。。まあ投票するけどね。

 

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京都伏見116番岸神小鞠。レース直前に小鞠にメンバー変更してきたことを泉田も警戒していたようです。
1日目のレース前のアップ時に、2年生の高田城が、京伏の選手交代について告げています。
この高田城くん、去年の追い出しレースでも、当時のレギュラーと新レギュラーになんとか食いついてきた根性のある人。
1日目も新開悠人の面倒を見てましたしね。

 

京伏のこの選手交代について泉田は高田城に意見を求めます。
高田城はこの交代が京都伏見の「策略」だということ。
外された広西は京伏のムードメーカーではあるが、選手としての能力は高くないとデータから見ていたこと。
広西が外されたことにより、「御堂筋を除く4人のメンバーは足並みが揃う」ということ。
記録のない小鞠だが、レースの帯同はしていて、それは「マッサージャー」だったということ。

 

結構、細かくデータを掌握してますね、高田城くん。彼は来年のレギュラー候補の1人のようですね。
まあ、真波と銅橋が3年になったときの箱学レギュラートップには不安しかなかったので、こうした「しっかりした頭脳派」がいることはいいですね。
高田城くんがめちゃくちゃ苦労するだろうというのは見えてきているからもう1人、現2年生のまともなレギュラーが欲しいところですね。

 

ただのマッサージャーではないというのは泉田もひしひしと感じてる。
というか、小鞠くん、泉田の筋肉の感触が良すぎて「はあはあ」言ってて怖い。こんな男子高生いやだ(笑)
実力は未知数、データはない、それでも引くことのできない戦いになりそうです。

 

黒田は、先ほどの小鞠の触れ方の異常さを警戒し、泉田にこの勝負は避けるよう忠告します。
黒田としては泉田になにかがあっては困るし、レースはまだ序盤。
ここで無理をする必要はないと告げるが、泉田は王者・箱根学園としてどんな敵が挑んでこようが正面から蹴散らすこと。
それこそが王者だと言い切る。

「敵のデータがないのなら 闘って知ればいい アブ!!!」

 

1アブいただきました~。
とか冗談言ってる場合ではなく、臨戦態勢整えた泉田の圧は圧倒的。
京伏の山口も泉田の圧倒さに昨年よりも強くなっていることを感じる。

 

「もっとききたいかい?岸神くん!! ボクのアブアブの雄たけびを」
「ええもっと!!」

 

ここは会話がおかしいことにツッコミをいれたい。
絵面はものすごく対戦意識バリバリでかっこいいのでセリフでギャグになってしまってる。
この辺りの残念さも弱虫ペダルというべきなのかな?

 

「アブレディ!!」

 

箱根学園の誇り高きエーススプリンターがいよいよ出る。
御堂筋も
「ホントにィ がまんのできん男やわ!!」
と、歯並びの良い歯をガチンと鳴らす。
それが合図のように飛び出す泉田と小鞠。
京伏キャプテンの水田は
「コラ岸神、勝手にとびだすのはこのキャプテン水田が許さ・・あっ くそ」
と叫ぶけど、遥か彼方に飛び出して行ってしまった小鞠には聞こえない。

うん、水田くんは相変わらずすぎてなんだかなあ。。
去年の主将の石垣ができすぎるくらいできた主将だから、水田の小物っぷりが際立ちすぎてもう残念。

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チームから飛び出した泉田たちを見て観客もわく。
京伏の116番はパンフレットには「広西」の名前のままだから「116番広西すげえ」ってなってますが、実は広西じゃないんだなあ。。

泉田の走りについてくる小鞠は息が上がっているように見える。
だが、その息の上りは

「息?そりゃあもうハアハアものですよ あなたの筋肉(にく)の動きをこんなに間近で見れてハアハアならないわけじゃないですか」
「そっちか!!」

 

泉田のツッコミもびっくりなツッコミですけどね。
そんな小鞠に泉田はさらに加速する。アブからブアになってますが。それもいいと小鞠はさらに興奮してます。
こんな筋肉(にく)好きと筋肉(にく)対決ってなんか嫌だわ(笑)
絵の表現はすっごく疾走感あふれていてかっこいいのに。アニメで動くであろうこのシーンもさらなる動きにカッコよさが際立つだろうに。
なんでセリフでギャグになってしまうんだろう。

それでもついてくる小鞠に泉田は「反応速度が速いようだ」と告げる。
小鞠は細かい筋肉の動きでどれだけの加速になるのか、そうした微妙なことも見逃さないと言う。
そんな小鞠に泉田の左大胸筋のフランクが反応する。
『小鞠は危険な男』であると。そんな泉田に小鞠はフランクが反応したかと告げる。

 

「そうですね、彼(フランク) 慎重派ですか?」
「あらゆる危険を察知する 一方で心臓を加圧するから 慎重かつ大胆」
「そんな性格ですかあ フランクさんは!!」

 

筋肉(にく)に触れただけでそんなことがわかる小鞠が不気味すぎる。

「すごい感覚だ!! 勝敗についてもわかるのかい!?」
「わかりますよ おおよそは 筋肉(にく)の動きをみれば」
「このスプリント勝負どっちが勝つと?」

 

小鞠は不敵にも「ボクです」と言い切る。
そんな小鞠に眉をひそめた泉田に
「あれ?少し息上がってます?」
泉田のフランクを触った指を楽しそうにこする小鞠。
スプリントラインまで残り3Km!

 

小鞠やり過ぎて訴えられても知らないよ!!って感じです。
ちょうど、アニメ2期の「GRANDROAD」を見ていて、Cパートで泉田が広島呉工業の待宮にアンディとフランクに思いっきり触れられ泣き叫ぶシーンがあったのですが(このシーンも狙いすぎててなんだかなあと。一時期本当にCパートがおかしいのが揃ってて、「アニメスタッフ遊び過ぎだろう」と思ってた。割とマジで)
その時の泉田に比べたらなんという成長っぷりとも思いますけどね。。
アニメ3期のCパートのネタを提供しているだけじゃないか!!
この回だけでアブ17回、ブア3回いただきました。
ちなみに、劇場版で「泉田はアブを何回言ったか」というクイズがありましたが、そのときは

こんな感じだったわけですが、スプリントラインまであと何回言うのかなあ~。

 

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