弱虫ペダル(42): 少年チャンピオン・コミックス

週刊少年チャンピオン連載中の渡辺航先生原作「弱虫ペダル」の感想です。
ネタバレありです。

 

 

 

 

 

カラーの箱学3年生3人が揃った図がかっこいいですね。
黒田のアシスト感が荒北を彷彿させますが、顔は黒田の方が整ってるな(←他意はないぞ、荒北)と感じさせるカラー絵でした。
そして、葦木場はこうしてしゃべらないといい感じなんだけど、しゃべるとなんでああも天然さんになってしまうんだかな。。。

 

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前回、帰宅しようとしていた泉田に声をかけた葦木場と2人、箱根の夜の道を走っていく。
こうして2人で走るのは初めてだなと言う泉田に葦木場は

「うん  とうちゃん」

とうちゃん?
とうちゃんって「塔一郎」の塔ちゃん?
でも「父ちゃん」にきこえるよ!

 

と読者の声もどうやら泉田もわかっていたようで、心の中でツッコミの嵐。
『あ、ああ塔一郎の塔か ちょっとかわってるんだよな こいつ』
葦木場なりに自分を励ますために連れ出してくれたのだろうと感じる泉田だが、今の泉田にとってはその気遣いすら少し余計に感じてしまう。
自分の罪は消えないのだから、葦木場の話を聞いたらすぐ帰ろうと思う泉田。

 

その葦木場は泉田に
「元気出して!!」
とストレートにぶつけてきて泉田も『ダイレクトにきた!!』と戸惑いぎみ。

葦木場は芦ノ湖が一望できる展望台へ連れてきたようです。
ちなみに2人の周りはカップルばかりだし、高身長の葦木場は目立つし、その大声に泉田は落ち着くように言ってますが葦木場聞いてないし。

どうやら、この展望台は葦木場が新開によく連れてきてもらった場所のよう。
落ち込んだ時や練習の後などに新開が誘ってよく来ていたようです。
それは泉田も同じだったようですね。
結構、新開は後輩の面倒見いいですよね。

「これからはオレたちが連れてこないといけないんだ」
「落ち込んだ下級生たちをこの場所に オレたちが最上級生になるんだから」
そういう葦木場に驚く泉田。

どうやら泉田と葦木場はここまで腹を割って話したことが今までなかったようです。
新開が、次期主要メンバーに葦木場をいれたことに対し疑問を持っていたようですし。
こうして葦木場が後輩のことをしっかりと真面目に考えていることにも驚いていますしね。

 

「まじめなハナシしていい?」
と聞く葦木場に「ああ」と返事する泉田ですが『今までのはまじめな話じゃなかったのか?』とツッコミいれることも忘れてません。

葦木場は中3の終わりに千葉から引っ越してきて、友達がいない中、箱根学園へ入学して、「自転車競技部」があるから「自転車も持ってきてるし」という理由で入ったら、びっくり「強豪校」でしたというオチだったという。

しかも、自転車競技部のドアを開けて最初にあった人物が荒北で、大声で威嚇されたためか、『荒北さんはコワイ』というイメージが葦木場にはついてしまう。
身長ももともと高かったのにますます伸びてしまい、練習はきつくてついていけなくて、いつの間にか「洗濯係」になっていた。

そんな葦木場を励ましたのが新開と福富で、2人に見いだされて、新開の指導を受けて実力を伸ばしていった葦木場だったけど、とあるレースで緊張のあまり「コースを逆走する」という大失態をおかし、無期限レース出場停止を言い渡されてしまう。

そのレースでは葦木場がヒトケタ台でゴールすれば葦木場の自信になると思っていた福富と新開だったけど、結果は葦木場自身が
「やんなきゃって気持ちがふくらんで悪い方に転がり落ちた」
と。
それはきっと葦木場自身の弱さだったのでしょうね。

泉田が言った「罪」という言葉に葦木場は
「あれが罪ならさ オレ誰よりも罪背負ってるよ」
「そして多分、あ俺のことじゃないけど 『罪を背負ってない』ような人が上に立っちゃだめだと思う」
そういう葦木場に目を見開く泉田。
なんかお説教しているみたいになってると焦る葦木場だが、ただ元気を出してほしいと伝える彼に泉田はわかってると言う。

 

この葦木場の「罪を背負ってる人」の話は福富の2年生の時の話か?とも思ったのですが、それなら葦木場が知ってて、泉田が知らないわけないと思うんですよね。
というか、福富とインターハイを一緒に走った泉田が知らないのはおかしいのかなと。

 

もしくは、新開のウサ吉を引き取ることになった話のことですかね?
ここまでワードとして「新開」のことが出てきていますし、むしろ「ウサ吉事件」の方は知られているのかなって気がします。
ただ、新開は3年時は役職についてないので、『上に立つ』という言葉は福富のことを指しているような気もするし、どっちとも解釈がとれるのかな?

 

そして葦木場はある指摘を泉田にする。
「塔ちゃん、キャプテンになってからなんか一度も『アブ』って言ってない気がして」
泉田自身もそれにまったく気づいてなかったようです。

 

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部室に戻った泉田は部室に掲げている箱根学園の旗の前に正座で座り、見上げる。
黒田だけでなく、福富にも自分の迷いを相談していた泉田。

福富からは、部は泉田に預けたのだからその先を決めるのは泉田だと告げられている。
葦木場の言葉で初めて自分が、自分自身つまり「アンディとフランク」にも相談していなかったことに気づいた。

「オレ、けっこう好きなんだよ 塔ちゃんの『アブアブ』自信に満ち溢れててさ」
「オレいつもそういうの自分に自信ないからさ」

そう言っていた葦木場を思い出し、アンディとフランクに問いかける泉田。その答えは

「(主将を)やれと言っている 退くことが闘うことではないと」
「限界でないなら罪を 失敗を前に進むことで力に変えろと」
「もう一度キャプテンをやれと!」

「アブ!!」

 

と高らかに言う泉田。アンディとフランク、自分自身の力を信じて。
葦木場が峰が山のレースで「2位」を取ってきたとき、2位という数字は、葦木場が無期限停止期間中に努力を怠らなかったからこその2位だったと。
いつレースに出れるかわからない中でも努力してきた葦木場。
箱学のユニフォームを着て「コースを逆走する」という罪を犯しても、前に進んでいた葦木場に、泉田も自分もインターハイでの罪を背負いながらも振り向かず、前へ進むことを決意する。

 

黒田は部室にいた泉田にホッとする。泉田のバイクがなくて心配して探し回っていたようです。
でも泉田の目を見て、「(自信が)戻った」ことを確信する。

 

翌日、泉田に声をかける黒田。すまなかったと言う泉田は
「やるよもう一度 前例がないならくつがえそう!! 不満があるならはねのけよう!!」
「最大目標はインターハイで王座を奪還すること!!」
その調子だよと笑う黒田。
そんな2人の後ろには葦木場が。
泉田は黒田と葦木場に、王座奪還のため協力してくれと頼む。

「どこよりも厳しい練習をする!誰にも負けない情熱を持つ!!」
「前に向かって進む!!ボクたちは王者箱根学園だ!!!」

 

1日目に泉田が鳴子に告げた「情熱的なチームを作った」というセリフはここにかかってましたか。
泉田らしいチームづくりともいえますね。
確かに前年度とは違うチーム作りですね。

 
そして、今。
加速する泉田に驚く小鞠。そんな小鞠についてこれないのかと尋ねる泉田。
まだ加速すると告げる。

「4番を背負い、キャプテンを背負ったものの加速はこの程度ではないからね」
箱学陣は、黒田と葦木場が泉田の走りを信じている。

「今だよ 塔ちゃん (罪は償える時が必ずくるって)」

泉田はなぜ福富と新開が葦木場を新生箱根学園の中心にいれたのかがわかった。
葦木場はフィジカルもメンタルも強い。
泉田の「罪を背負っている」ことをわかっていた福富たちは葦木場をメンバーに入れることで、彼を通して「前へ進め」と伝えていたことを。
葦木場とそして黒田がいたから泉田はここまで来れた。

「痛みを知り 罪を背負い 負けない情熱を胸に ボクは今」

最速の槍になる!!!

 

見開きで「最速の槍」として加速する泉田の疾走感あふれる絵がすごい。
ジッパーを閉めているから、ジャージがぴったりとしているのに、その筋肉の盛り上がりが絵にもあふれてていてまさしく「最速の槍」
残念言動合戦になるかと思われた泉田と小鞠の対決ですが、こういうカッコイイ絵をもってくるんだからずるいよなあ~。

 

加速する泉田についていけない小鞠。
みるみる引き離されていくのにダメだ、ダメだとつぶやく。
「ダメだ、見えなくなっちゃう 筋肉(にく)が!!!」
あ、小鞠ぶれてない。
このままでは泉田の美しい筋肉が見れなくなることを危惧した小鞠は、自分のヘルメットに着けていたアイウェアを取り出す。

小鞠の奥の手って「アイウェア」なの?
そういえば今年は「アイウェア」つけてるキャラがいなかったなあなどと感心している場合じゃないや!
どうやらこのアイウェア装着が小鞠の奥の手のよう。
まだまだ予断を許さない2日目スプリント勝負。
・・・決着は新年明けてからかも知れないな、こりゃ。

そしてしばらく空気状態の総北。
鳴子は箱学と京都伏見の後ろにぴったりくっついているけど、1人だけで追いついてるのはそのうち消耗しそう。
メンタルよわ泉くんを発揮中の今泉、追いつきつつあるけどいつ合流できるかわからないスプリンターコンビ。
坂道は、そして手嶋にはなにか策はあるのか??

去年をなぞるなら、ゴール前までしばらく総北の出番はないんですけどね。
どうなるのかな?

 

TVアニメ3期の前に一気読み

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