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弱虫ペダルRIDE371「追いかける!!」チャンピオン45号の感想

チャンピオン感想

週刊少年チャンピオン連載中の渡辺航先生原作「弱虫ペダル」の感想です。
ネタバレありです。

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総北は圧倒的劣勢な立場に追い込まれてしまいましたね。
揃った箱根学園は、やっぱり強いんですけどなんだろう、どうしても「負けフラグ」を着々と建築しているような気がするのは私の気のせいでしょうか??
そんな箱学でめちゃくちゃリア充爆発しろエピソードが!

はい来ましたよ、委員長。
そろそろ下の名前を公表してもいいと思うんですが、真波がいつまでも「委員長」呼びしているせいでフルネームがでてこないわ、アニメのクレジットでも「宮原」のみになってしまうは、気の毒すぎる。

今回もちゃんと応援にきてました。神奈川からなら遠いだろうに。
今回はドリンクを渡そうと準備していたんだけど、緊張からか慌ててしまいドリンクやほかの荷物も一緒にばらまいてしまいます。
「山岳来ちゃう、渡せない」と焦って、とにかくドリンクだけは拾って立った瞬間に

 

「これオレに?委員長ありがとう」
颯爽と委員長からドリンクを受け取る真波山岳17歳。
ええ~~走りながら委員長が見えていたってこと?
でも一瞬だし、委員長が来ているのかどうかすら知らなかったのになんで??

 

「遠かった?」といたわりの声をかけながら通り過ぎていく真波、そして箱学のメンバー。
委員長、今年は渡せてよかったね!!とりあえず荷物は拾おう(笑)

 

真波の委員長レーダーが凄すぎなのか、観客をよく見ているのかと考えたのですが、そういえば昨年のレースでも委員長のそばにいた坂道の母のこと覚えてましたしね。
意外と真波っておバカじゃない?
だから進路も「洋南大学」という難関を目指した?

 

そう、真波の進路希望が「洋南大学」というのも出てきたのです。

洋南には昨年の箱学レギュラー、荒北靖友が進学しているわけですが、荒北を追って進学?というのはちょっと考えにくいんですよね。
むしろ、エースクライマーだった東堂尽八を追ってならわかるのですが、その東堂はいまだ原作では進路がはっきりしていないんですよね。
まさか、静岡にいるんですかね東堂は。

 

渡辺先生のサイン会での情報によると(サイン会でファンとの1対1の話で先生曰く「反射で話している」とのことなので、今後の展開次第では内容が変わる可能性も高いです。)
「東堂は大学に進学していない、実家の旅館も継いでいない」ということなので、あとは「プロになった」くらいしか選択肢がないのですが、まさか山神さんが本当に箱根の山神になっちゃったとかわけのわからない展開ではないでしょうね。

 

または、1年のインターハイの決着の舞台は富士山。
静岡にある大学を選んだということはこの富士山のロードに真波自身になにかこだわりができて、常に練習などで登れるであろう静岡の大学を選んだという可能性もありますね。
できれば強豪で、そして一緒にインターハイを走った先輩がいるならそこにという可能性もありそう。

追記:この1年後、東堂の進路が判明します。RIDE418感想はこちら

RIDE418を読んで、真波と東堂の進路について考察してみました。考察記事はこちら
 

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私はてっきり坂道が洋南希望じゃないのかなあと思っていたので、真波の方が先に進路希望が出てきたことにびっくりです。
坂道の洋南希望というのは、やっぱり昨年のインターハイ神奈川大会での真波との決着場所が富士山だったというのがあるんですけど、あの大会は坂道にとってもすごく印象深い大会だったと思うので、富士山のある静岡には思い入れ強いと思うんですよね。(山梨もそうじゃんというのはとりあえず置いておいて。山梨のみなさんごめんなさい)

しかも洋南には昨年の主将の金城真護も進学していますしね。
まあそんな理由で小野田坂道「洋南大学進学希望」を私は推していたのですが、まさか真波の進路の方が先に原作で言及されるとは思いませんでした。

さて、レースの方は総北が圧倒的不利な状況。
手嶋は未だ坂道・今泉・鳴子に追いついていない。
鏑木を引き上げにいった青八木もまだまだ遠い。(ヒメヒメ歌いながら登ってきているので期待はしている)
遠く離れていこうとする箱根学園の背中をじりじりしながら見送るしかない総北に最初にしびれを切らしたのは鳴子。

「ロードレースは一瞬の判断が全てをわけるんや」

「敵の動きに反応するかせんかその瞬間の判断で勝ち負けが決まるんや!!」

今がその瞬間であるという鳴子。
全員(この場合は手嶋が揃ってから)で追いつくべきと考える今泉。
どっちも正しいし、間違っていないからこそ戸惑う坂道。
三者三様の考え方がぶつかり合う中、鳴子はついに先に出ます。

「ワイはな、スカシ。もう負けるわけにはいかんねん」

そういう鳴子に何にも言えなくなってしまった坂道と今泉。
昨日の少しの差の敗北を喫した鳴子の気持ちがわかるだけに、加速する鳴子に伝える言葉すら出てこなかったようです。

 

3人で先行する箱学を追うよりも「4人の方がまだ箱学に追いすがる可能性が高くなる」という今泉の判断は間違っていないと思います。
むしろこれは「次期主将」を担うであろう今泉が金城、手嶋と続いている「総北スピリッツ」を継承しているともいえます。

 

ただ、今年は昨年と違うのはゴールを狙えるのが今泉だけでなく鳴子も充分狙える「Wエース」であるということ。
そうすると2人のエースの考え方の違いで、こうしたぶつかり合いが出てくる可能性が高まってしまった。

少しでも先行して箱根学園を抑えたい鳴子、3人でなく4人で追う方がのちのレース展開に有利になると考える今泉。
でも、鳴子の「負けられない」という感情の部分がわかってしまうがゆえにジレンマが起こってしまう。

 

これ、後ろから追いつこうとしている手嶋も「速く追いつかなくては」という焦りもすごくあるでしょうね。
ましてや飛び出していった鳴子を見たら「自分がもっと早く追いつけなかったから」という悔しさもかみしめているでしょうし。

本当、総北はどうしてこうもトラブルだらけなんでしょう。(でないとストーリーが盛り上がらないから)
さて、先行した鳴子に並んできたのは京都伏見の御堂筋。
まあこの男が来ないわけがないですよね。
「箱学はすぐに追いかけると速度を増す、そやから少し先行させて油断して速度をゆるめるまで待っとった」
という御堂筋。相変わらず読みは鋭いですね。
自分と同じく1人で無謀な挑戦をしようとしているのかと言う鳴子に御堂筋はあざ笑います。

 

「そんな総北みたいな無謀なことボクがすると思う? すぐそこまで来てるよ。小鞠クゥンとボクのザクゥは 全員!」

 

あ、小鞠くんは認めてるから名前呼びだ(笑)
御堂筋が計算していないわけないですよね。ますます総北ピンチじゃないですか!

 

でね、実はまだファーストリザルトラインすら見えてないんですよ。
まだまだ2日目序盤なんですよ。
こりゃ、昨年の神奈川大会同様に2日目のファーストリザルト、山岳リザルトと箱根学園VS京都伏見になりそうですね。
総北は「ヒメヒメ」で追いついてきた青八木たちと一緒に「ヒメヒメ」歌いながら加速して追いつくというミラクル展開ありそうですが、
この山を登り切ったらあとは平坦が続くロングステージとのことなので、「ヒメヒメ」効くのかい!という不安もありますがそのあたりはまあ、公開中の映画でも実証されているので(笑)
ひたすら続く総北のピンチに打開策はあるのでしょうか?

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