チャンピオン45号で、東堂尽八が本格的にしゃべっていて、散々やきもきされていた進路など発覚しました。
それで気になったのが真波山岳の大学進学希望先が「洋南大学」と示した理由ですね。
なぜ、真波は洋南大学を志望しているのか、そして東堂の進路先とは、などを勝手に考察してみました。
これは、ゆきのんの考察であり、現段階でのチャンピオンを読み、考えたものです。
なんといっても予想の斜め上の展開をもっていく渡辺航先生なので、今後の展開も私の考察のさらに上な展開があることと思います。
真波の進路希望から1年越しに発覚した東堂の進路とは
真波が洋南大学を志望していると判明したのは昨年のチャンピオン45号です。
これは偶然かな?
先週の連載は休載だったんですよ。
もしかしたら東堂の進路発覚と真波の進路発覚をわざと1年越しで合わせた可能性もありそう。
このときのチャンピオン感想に私はこんな風に書いてました。
洋南には昨年の箱学レギュラー、荒北靖友が進学しているわけですが、荒北を追って進学?というのはちょっと考えにくいんですよね。
むしろ、エースクライマーだった東堂尽八を追ってならわかるのですが、その東堂はいまだ原作では進路がはっきりしていないんですよね。
まさか、静岡にいるんですかね東堂は。渡辺先生のサイン会での情報によると(サイン会でファンとの1対1の話で先生曰く「反射で話している」とのことなので、今後の展開次第では内容が変わる可能性も高いです。)
「東堂は大学に進学していない、実家の旅館も継いでいない」ということなので、あとは「プロになった」くらいしか選択肢がないのですが、まさか山神さんが本当に箱根の山神になっちゃったとかわけのわからない展開ではないでしょうね。または、1年のインターハイの決着の舞台は富士山。
静岡にある大学を選んだということは、この富士山のロードに真波自身になにかこだわりができて、常に練習などで登れるであろう静岡の大学を選んだという可能性もありますね。
できれば強豪で、そして一緒にインターハイを走った先輩がいるならそこにという可能性もありそう。私はてっきり坂道が洋南希望じゃないのかなあと思っていたので、真波の方が先に進路希望が出てきたことにびっくりです。
坂道の洋南希望というのは、やっぱり昨年のインターハイ神奈川大会での真波との決着場所が富士山だったというのがあるんですけど、あの大会は坂道にとってもすごく印象深い大会だったと思うので、富士山のある静岡には思い入れ強いと思うんですよね。(山梨もそうじゃんというのはとりあえず置いておいて。山梨のみなさんごめんなさい)しかも洋南には昨年の主将の金城真護も進学していますしね。
まあそんな理由で小野田坂道「洋南大学進学希望」を私は推していたのですが、まさか真波の進路の方が先に原作で言及されるとは思いませんでした。
洋南大学は、静岡にある設定です。
そして東堂の元チームメイト荒北靖友が工学部に進学していて、また総北元キャプテンの金城真護が理学部に進学しています。
この時は東堂の進路がはっきりしていなかったので、上記引用のように「実は東堂が静岡に在住しているのでは?」などと書いたのですが、その答えは違っていました。
2016年チャンピオン45号RIDE418「小さな峠」にて東堂がこう言っています。
「俺も大学に上がったからな」
「福富や新開、荒北たちとも敵同士だよ」
本当に箱根の神様になったなんてファンタジー設定でなくてよかったですが(そしたら違う漫画になっちゃう)、『大学に進学していない』と思っていたのでね。
てっきり海外でプロになっていたのかと思いきや、普通に進学してました。
ただ旅館の後継ぎ云々は、東堂にはお姉さんがいるのでお姉さんが継ぐのでは?と思います。
大学に進学したのなら経営学とか学んでいそうですけどね。
まあ、福富と新開が進学した「明早大学」ではないことはわかっていましたが、荒北とも進路が違っていたんですね。
じゃあ、東堂はどこの大学に行ってるんだ?となりますが、このRIDE418では明確にどこの大学に進学しているのかは不明です。
もしかしたら実家の箱根に近い神奈川県の大学かもしれませんね。
東堂と同じ大学に進学した昨年のインターハイに出場した他校のメンバーがいそうな気もしますが、そのあたりも想像してみると楽しそうです。
意外といしがきくぅ~んと気が合いそうなんですけどね。
石垣の進学先もそういえば出てませんね。
真波が洋南大学を志望した理由とは一体?
そう考えると、真波ですよ。
いくら「不思議ちゃん」と言われている彼でも敬愛する先輩の(そんな態度はまったく、おくびにもだしてないけど)東堂の進学先を知らないわけないと思うんですね。
でも、東堂と同じ大学ではなく「洋南大学を志望」した。
これって真波の中で「東堂さんと戦ってみたい」という気持ちがあるんじゃないのかなと感じました。
尊敬して、乗り越えたい先輩だからこそ、別の進学先へ進んで戦いたい。
それが東堂と違う大学への進路だったのかなと。
そこで洋南大学になったのは、多分、福富たちが行った明早大学が東京あたりにある大学だから「山少ないなあ~」とか思ったからじゃないかな?
山バカ真波ならありえそう。
洋南大学を選んだのは荒北がいることはもちろんですが、以前も感想で考察したとおり富士山のロードに真波自身になにかこだわりができて、常に練習などで登れるであろう静岡の大学を選んだという可能性もありますね。
できれば強豪大学で、そして一緒にインターハイを走った先輩がいるならそこに進学しようという可能性もありそう。
荒北と真波って作中も3日目の広島呉工業とのやりとりが一番印象的ですね。
むしろ荒北は後輩は黒田の方をかまっていた(本人たちは決してそんなこと思ってやしないけど)印象です。
荒北はどちらかというと真波を苦手としている雰囲気が多々ありましたが、番外編では2人だけで過ごしていたり、東堂編のSPAREBIKEでもやりとりしていたりと、性格は真逆だけど根本的なところにているかも、といった節があるんですよね。
総北の先輩後輩もやりとりがあるようです
東堂の進路が発覚したときに一緒に走っていた坂道が、『金城が荒北と同じ大学だった』と言っていたのを「手嶋」と「今泉」から聞いていたのがまたポイントですね。
金城が手嶋とやり取りをしていたのは、劇中で語られていましたが、今泉も金城と連絡取り合っていたんですね~。
昨年のインハイメンバーの中でも金城と今泉のオールラウンダーコンビは、そうしたやりとりが希薄なところあったので、(というか今泉が連絡取り合う人間って少なそう)金城と個人的に連絡のやりとりしてるのは、今泉も金城の前では「かわいい後輩」だったんだなあと感じました。
なんだかんだいって、この弱虫ペダルの「先輩から後輩の継承」って本当に熱いです。
それぞれの形は違うけど、根本は同じですよね。
とまあ、まさか東堂の再登場だけで、こんなにも考察がはかどってしまう事実にびっくりです。
このRIDE418は、総北の先輩後輩のことなどもいろいろと想像がはかどりそうな話だったので「なんて濃い回だったんだろう」とつくづく感じました。
またこうした考察やってみたいですね。
インターハイ1年目や2年目などをまとめ読みしてみませんか