松井優征先生原作、週刊少年ジャンプに連載中の暗殺教室の感想です。
ネタバレありです。
いよいよ最終回です。
全180話、最後までしっかりと描ききったのではないでしょうか。
ですが、
ジャンプ18号から4週連続で番外編の掲載が決定しました~~♪♪
「殺せんせーのプライベートを描く」とのことですが、いったいどんな話になるのやら。
コミックスは4月に19巻、6月に20巻、最終21巻が7月に発売です。
7月には暗殺教室の全カラーを収録したイラストファンブック「卒業アルバムの時間」が発売。
読者投票の上位5人の完結後の姿を松井先生が描きおろしの漫画にしてくれるそうですよ。
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表紙はカラーで、卒業証書を差し出す殺せんせーの姿が描かれている。
その身体はすでになくても、生徒たちの魂とともにあるといったところでしょうか。
掃除に顔を出していない生徒たちの進路が描かれています。
とある大学にて。
竹林と奥田ちゃんのとある実験は教授も驚きのものだった。
「これは・・下手すれば何億人もの命を救えるぞ」
「主に開発したのは彼女です 僕の手で臨床まで持って行かせてほしいですね」
奥田ちゃんと竹林へのアドバイスブックにかかれていたのは、殺せんせーの活性粘液のレシピが書かれていて2人はそれをヒントにどんな血液型にも輸血できる人工血液を開発していた。
理系の2人ですし、この進路はなんか納得ですね。
というか、竹林は医者よりも科学者方面の道へ進んだんですね。
それもまた1歩ですね。
まなみちゃん、三つ編みはあいかわらずですが、左側の方に流した三つ編みにしていて大人っぽくなってます。
とある野球場。
杉野は大学野球のエース級に成長していて、その変化球はプロのスカウトも見に来るくらいだそう。
「噂以上にヌルヌル曲がる」「ヌル杉野ヤバイっすね」
・・・あだ名がヌルになってる(笑)
寺坂は、その根性と体力をとある政治家に買われていて、アルバイトで荷物持ちをしている。
怒鳴られながらも「こき使いやがって」と悪態つきながらも、大学卒業後は『私設秘書』から政治家としての生活スタートさせるのでしょう。
あら、本当にカルマの言う通りになっちゃってるよ。
将来、カルマにこき使われるのが見えてきたな。
吉田や村松、イトナはそれぞれの実家を継いでいる。
吉田や村松は大学で経営を学んでいるが、イトナは高校を卒業してすぐに実家の工場で働いている。
もしまた、イトナの実家の工場が経営で困ったとしても
「村松と吉田の手を借りる 奴らがちゃんと大学で経営を学んでいる」
と、イトナらしい処世術を身に着けている。
バイク屋、ラーメン屋、精密工場とそれぞれ違っても、ちゃんと家業をリスペクトして継いでいるんですね。
電脳世界にいる律は、日々進化を重ねているそうで、その姿はまるでアイドルか、電脳の女神か。
最近は一層感情豊かで、元E組みんなの力になってくれているそう。
その頭脳で、みんなを助けるだけでなく、かわいらしい姿で癒しを与えているのかも(特に竹林と寺坂か 笑)
狭間さんは、図書館司書になっていて、中学時代の鬱屈した雰囲気から「憂いのある美女」って雰囲気。
それでも、中学を得て明るい感じもでているよう。
もしかしたら大好きな本に囲まれている生活だからかも。
中村ちゃんは、語学力を活かしてイギリスに留学中。
様々な国からやってきた人たちと交流を深めていて楽しそう。
そしてカルマは国家公務員一種試験を楽勝で合格して、官僚への道まっしぐら。
でも受かった後が大変らしくて不破ちゃんが言うには
「官僚ってすごくストレスかかる仕事だからさ 面接や研修でさんざん苛めぬかれてストレス耐性を試されるんだって」
とのこと
そのカルマは経済産業省の前に立って
「へえ・・・ここが俺の新しい財布か」
と、言うんだから迎える官僚の方がストレスたまりそうだ。
菅谷は芸術家として作品を作っているけど、予算度外視ですごい作品作ってスポンサーとぶつかっているし(でも作品は一級品)、
神崎ちゃんは、以前自分で言っていたとおり『福祉』の仕事についている。
わかばパークのさくらちゃんは、友達もできて元気に学校に通っている。
今は高校生になっているのかな、楽しそうでなによりです。
校舎の清掃組は岡島が茅野ちゃんへ水をかけたことから、なぜか全員で水かけ合戦に発展。
楽しそうでなによりです。
「多分 私たちがどんな道を選んでも 殺せんせーは笑って言うんだろうな 『君に合ってる』って」
「1年の中であの先生から いろんな『命』を教わった」
「それは今でも 私たちの中で生きている」
『誇り(プライド)という命』『分け与える命』『与えられる命』『いつか育てたい命』
「私も皆もずっと繋いでいけたらいいな」
「殺意渦巻く教室で教わった 色とりどりの命のやり取りを」
茅野が上を見上げると、みんなで水かけあっているせいでできている虹と、空には少しずつ丸い形になりつつある月が。
原ちゃんがこっそりと茅野ちゃんの元へ
「で、茅野ちゃん 渚君とはどーなのよ?連絡とか取ってるの?」
ありゃま、茅野ちゃんの気持ちはみんなに筒抜けだったようで、心配もされているようです。
(原ちゃんの顔は心配というより好奇心いっぱいでしたけどね)
「う~ん 渚は私なんか視界に入ってないよ あの殺し屋は・・いつだって目標(ターゲット)だけを見ているから」
そう笑う茅野ちゃん。
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さて、その渚は教育実習でとある私立高校へ。「極楽高校」って名前だけは楽しそうだけどね。
あれから7年たって、渚の身長は伸びて、みんなを引っ張り慕われる先生になっていた
はずだったのに・・・・
「極楽高校」という名のヤンキー高校に放り込まれた上、実習先は暗殺教室と力関係が完全に逆になっている。
しかも渚の身長は中学時代からまったく伸びず160センチのままのせいで、生徒達には上から見下ろされていてめっちゃなめられている!
(でも髪は切ってショートカットになっているよ。)
ちなみに茅野ちゃんは157センチまで伸びていて、カルマにいたっては185センチとどうしてそうなったってくらい伸びている!!
「チャ・・・チャイム鳴ったから席について」
と、渚が言ってもバカにして席に付こうともしない生徒達。
リーダー格の男子が渚のネクタイを引っ張ると
「俺らに命令すんじゃねえ 殺すぞ」
と息巻く。
だが、『殺す』という単語で渚はピンとくる。
渚の様子が変わったことを不思議に思う生徒たち。
『殺す? 殺す・・・誰もが聞いたことのあるありふれた言葉だけど』
『僕らにとっては 勇気をくれる魔法の言葉』
そうして、ネクタイを掴んでいる生徒にねこだましを仕掛けて驚かし、後ろを取り首の頸動脈にするどく中指を充てる。
その早業と渚からあふれる殺意に動けないリーダー格とそれを見ていた生徒達。
そうして、リーダー格をくるっと自分の正面へ向けると笑顔でこう言った。
「殺せるといいね!卒業までに」
その姿に戦慄し、動けないでいる生徒たちの間を通って出欠簿を取りに行く渚。
歩く渚の姿にリーダー格は、巨大生物(殺せんせー)の姿を見る。
「席について 授業を始めます」
今までとは違う先生と感じるヤンキーたち。
こんなすごい学校へ教育実習にやる大学ってのはどんな大学に行ってるんだかなあ・・・。
最後のページは見開きページで渚が教団に立つ姿。
これは1話のオマージュですね。
まあ教育実習でこんな学校へいって、しっかり勤め上げれば、どんな学校へ行っても大丈夫でしょうね。
旧校舎清掃組の将来が描かれていないので、どんな進路を選んでいるのかが楽しみなんですけど、ファンブックで明かされるのかなあ。
番外編でもこの辺りを描いてほしいのですが、『殺せんせーのプライベート』と言われているので中学時代のみんなの姿がまだ見れるといったところでしょうか。
先生の道を着実に歩んでいている渚の姿でエンドというのもすごくこの作品らしいのかなあって思います。
というか、前回の手つなぎカップルが誰か明かされていませんよ!!
誰なのあの2人!!
3年弱ですかね、連載は。
あっという間に人気作になった印象のある作品でした。
そして打ち切られることなく、最後までしっかりと描き切ってくれたジャンプには珍しい作品の1つ。
松井先生は前作のネウロも、物語の決着をしっかりつけて終わっていますしね。
これくらいで描き切るのがちょうどいい感じなのでしょうかね。
(長期連載しすぎるとだらけるというか、話がとっちらかる印象もあるので)
まだ番外編として続きますが、ひとまずは松井先生、連載お疲れ様でした!!
前回 第179話「去りゆく時間」感想はこちらから
次回 卒業アルバムの時間感想はこちらから
最新19巻は4月4日発売
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