舞台弱虫ペダルの新作、「総北新世代、始動」のライブビューイングを見てきました。
ここのところ、お芝居をライビューでばかり見ているのが「くううう~~~」っとくやしくなるのですが、ライビューを上映してくれるだけでもありがたいよね。
ペダステは日本全国だけでなく、台湾、香港、韓国でもライビューが上映されています。
日本の2.5次元舞台の人気の高さを表していますよね。
先に言っておきます。
前回のライビュー後に新作の発表がありましたが今回はありませんでした。。。
次の公演はいつだろうなあ・・・
あともう1つ
ペダステ最高!大好きだ~~~!!!
舞台弱虫ペダル「総北新世代、始動」
東京公演:2016年3月04日(金)~3月06日(日)TOKYO DOME CITY HALL
福岡公演:2016年3月10日(木)~3月13日(日)アルモニーサンク 北九州ソレイユホール
大阪公演:2016年3月17日(木)~3月21日(月・祝)オリックス劇場
神奈川公演:2016年3月25日(金)~3月27日(日)神奈川芸術劇場
出演者(敬称略)
小野田坂道役:小越勇輝 今泉俊輔役:太田基裕 鳴子章吉役:鳥越裕貴
手嶋純太役:鯨井康介 青八木一役:八島諒 杉元照文役:山本一慶
鏑木一差役:椎名鯛造 段竹竜包役:植田慎一郎 杉元定時役:中村太郎
古賀公貴役:輝馬
泉田塔一郎役:河原田巧也 真波山岳役:植田圭輔
葦木場拓斗役:東啓介 銅橋正清役:兼崎健太郎
水田信行役:桝井賢斗 岸神小鞠役:天羽尚吾
御堂筋翔役:村田充
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原作では、巻島の渡英後に坂道のスランプからの峰が山レース、鳴子の大阪草レースでの御堂筋との対決、春になって2年生に進級し、1年生ウエルカムレースへと続くのですが、これらはすべて坂道たちが2年生になってから行われたと変更されました。
2年生の春、学校には昨年のインターハイ優勝と個人優勝の小野田坂道の垂れ幕が飾られている。
目立つ場所にある自分の名前に慣れず、愛機のママチャリから転げ落ちる坂道。
そんな坂道に話しかけてきたオレンジ髪の1年生の鏑木一差。
小野田を目標としていると言う鏑木だが、坂道の顔わかっていないのかい!と突っ込みたくなる展開。
箱根学園の追い出しレースの話は泉田と真波、割って入ってきた銅橋が各雑誌からの取材を受けているときに、追い出しレースの様子を語ると変更されています。
このとき、泉田の相変わらずの新開さん大好きと真波の東堂さんすげえやが入っていたのですが、追い出しレースを語ると2時間くらいかかるとのことです(笑)
うん、箱学追い出しレースが舞台化されたら嬉しいね。
新1年生たちが入ってきてはいるが、総北の強さにはまだまだ足らない。
それは練習を重ねていくしかないと手嶋新主将の元、走っていく総北自転車競技部。
坂道は昨夏の巻島の渡英からスランプが続いているとなっているのですが、設定が変更になった関係で長いスランプになっちゃったな。
そんな坂道を励ます手嶋さんはめっちゃ男前。
そして坂道たちが1年生の時のインターハイ出場メンバーを決めるための合宿。
これも回想として入りました。
この合宿編、手嶋と青八木のチーム2人の絆とインターハイへの想いの強さをすごく感じられて、グッときます。
だからこそ1年生3人との真剣勝負の果て、脚を痙攣させて、肉離れを起こしてしまいリタイアとなってしまった手嶋達の悲壮感もすごく表現されていました。
こうした「負け」の経験を経ているからこそ、ペダルを多く回して強くなっている手嶋と青八木の姿が、主将と副主将としての自覚と強さを感じました。
この1年次合宿編ですが、原作では古賀は来ていないのですが、金城達のセリフ回しや役割の代役のために、合宿に参加していることとなっています。
T2の2人が、最後に倒れこんで立ち上がろうともがいているときも、田所のセリフを『伝言された』という形にして2人に無理をさせないよう止めていました。
今泉が鳴子に「オールラウンダー転向」を言ったのは1年の秋だが、鳴子が自分の原点を見直すため大阪へ戻ったのが2年生の春。
長く返事をしない鳴子にある種いらだつ今泉ですが、舞台での設定上致し方なしといったところ。
御堂筋との対決も本来なら石垣がいたのですが、舞台では水田と小鞠がレースを見守る形になってます。
(でも奈良代表だった『仏の顔も3度まで』のあの人はいたんですけどね)
峰が山のレースの時期が秋から春に変わってますが、出場するメンバーは、総北は坂道、今泉、手嶋の3人と変わらず。
箱学は葦木場がエントリーし、出場停止を言い渡されてから遠ざかっていたレースの復帰という扱いになってたのも原作どおりでした。
原作では葦木場は1人だけ箱学から出場していて、1人で千葉へ来ていたのですが、舞台では真波が付き添いで来ている設定に変わってます。
それだけではなく、無理やり当日エントリーした銅橋や、1人で行かせたのに心配でこっそりと来てやはり当日エントリーをした泉田も参戦していました。
ただ、この3人はあくまで『葦木場を見守ること』『総北の今年の動向をさぐること(これは泉田だけだが)』をメインにしていたのでこっそり後ろからついていくだけです。
峰が山レースでの手嶋の熱い走りに触発された今泉と坂道。
先を行く葦木場と手嶋に追いついた坂道が、手嶋から「(葦木場は)巻島さんよりも速いか?」と尋ねられて「いえ、巻島さんは世界で1番早くてカッコイイクライマーです」と答え、それを証明するために葦木場に挑み勝ちます。
そして1年生ウエルカムレースに2年生で出場した杉元。
杉元も合宿編の時は「経験者だからね~」と余裕かましていましたが、神奈川インターハイを経て、自分もインターハイを他の同級生たちと走りたいと思ったのか、今泉に頭を下げて指導を受けていました。
ウエルカムレースでは、一差と段竹も手嶋に掛け合って自分たちが「ワンツーフィニッシュ」したらインハイメンバーにしてくれと言っていましたが結果は、1位が一差、2位が杉元だったため、杉元と段竹のインハイ出場はならず。
それでも、前を向き、今年のインハイではサポートメンバーとして頑張ると伝える杉元は健気というかなんというか。
ラストシーン、ずっと部室の隅でメカニックとして地味に活動していた古賀だが、
「ついに(怪我が)完治した」
「レギュラーの中に弱いやつがいる」
「俺はそいつから実力でレギュラーを奪う」
と高らかに宣言して『To be continued』となりました。
2年次合宿編は、今回の尺には入らず。
次回公演があることをしっかりとにおわせて終了となりました。
でも、次回公演がいつになるのかは、先述のとおり発表はなかったです。
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今回、感じたことは「敗北をバネにして、勝利を掴むために何をすべきか」がテーマだったのかな。
・手嶋と青八木の2年生時の合宿3日目の1年生たちとのインハイレギュラー争い
・鳴子と御堂筋の大阪草レース、そこで負けた鳴子が『スプリンターを辞める』ことになったこと
・1年生時インターハイで途中リタイアした御堂筋が、鳴子との本気のレースの結果、一皮むけ自分を進化させてこと
・泉田が箱学主将として王者復権を宣言したこと
・葦木場の峰が山レースでの敗北からの箱学エースとしての自覚
・杉元のウエルカムレースでの敗北
今回の話は『負けた人間のその後の強さ』がかかれていたと思います。
総北の新世代が強くなるために、まだまだ課題がありそうだし、一波乱ありそうですが、これは2年目インターハイが描かれるまで、もう1舞台挟んできそうですね。
演出の西田シャトナーさんのツイートより
本日、「総北新世代、始動」が、終わるのでなく始まるのだと思っていただきたい。始まりの時がついにやってきます。
— 西田シャトナー【ストラッシュ】 (@Nshatner) 2016年3月26日
そうか、新世代として始まったばかりなんですよね。
旧3年生と交わるときがくるのかはわからないけど(この書き方だと多分ないのかな・・・)総北も箱学も京都伏見も前進している姿が描かれていました。
まだまだペダステは続いていくことも確信できたし、次の公演がどんな形になるのかが本当に楽しみです。
ただ、合宿編だけで2時間はもたないだろうから、なにかしらの要素は挟むと思うけど・・・どうするんだろうなあ。
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