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ミュージカルテニスの王子様Remarkable 1st Match不動峰その2

ミュージカルテニスの王子様

ミュージカル『テニスの王子様』 Remarkable 1st Match 不動峰

ミュージカルテニスの王子様の公演レポート。
こちらは、ゆきのんが過去に友人と運営していた不二役Kimeruくんのファンサイトに掲載していたレポートになります。
誤字脱字などがない限りできるだけ、当時のレポートを載せています。

2003年12月30日(火)~2004年1月1日(木)五反田ゆうぽうと簡易保険ホール
12月30日 17:00開演
12月31日 11:00開演 16:00開演
1月1日   11:00開演 15:30開演
出演者(敬称略):Kimeru(越前リョーマ役),滝川英治(手塚国光役),土屋裕一(大石秀一郎役),永山たかし(不二周助役),一太郎(菊丸英二役),阿部よしつぐ(河村隆役),青山草太(乾貞治役),森山栄治(桃城武役),郷本直也(海堂薫役),菅原卓磨(橘桔平役),小西大樹(伊武深司役),松井靖幸(神尾アキラ役),上島雪夫(越前南次郎役) 他

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さてさて、第2幕です。

幕が上がる前、舞台左隅から病院に行っているタカさんと桃ちゃんの様子が。
腕を怪我したというのになぜかジャージをめくる医者に固まる2人。
「タカさん、この医者あぶないっすよ。行きましょう」といって2人が去っていき、医者もあとを追いかけるというコメディが。
そして舞台があがると中央左右に両校の部長が。

シーン11 総勢14人の踊りはすごい

まずは部長同士のデュエット。
「お前たちはなんのためにテニスをする?」 「お前たちはテニスが好きか?」質問と答えを繰り返す2人。
そして2幕用オープニングになだれこみます。

青学9人の迫力にも負けない不動峰5人。
14人の息もぴったりでした。
ちなみにこのときの曲は2幕のエンディングでも歌われています。
(曲名は「チャレンジ – すべては勝利のために」不動峰戦を象徴する歌ですね)

シーン12 マムシVSリズム

ある意味因縁の試合となるこのS3。
秀逸はやっぱり神尾の「リズムに乗るぜ!」でしょう。
「♪Hey!リズムに乗るぜ!!♪♪」で始まるノリのいいこの曲。
相手側コートまで行って歌いまくる神尾くんは絶好調。

ノリノリで不動峰の桜井・石田コンビも踊りだし橘に押さえつけられたり、あまりのノリのよさに3-6コンビもついつい曲にあわせて踊りだし薫ちゃんに「ちょっと!先輩たち!」といった感じでたしなめられたりとみんなが乗りまくってました。

ちなみに3年6組コンビは日によって踊りを変えてました。
薫ちゃんにたしなめられた後、ベンチに座ってからも首を縦ノリで振っていたり体を左右に動かしていたり前回みたいな3-6ダンスがない分、ここで仲良しコンビを発揮してました。(3-6好きな私にはもうポイント高すぎ!!)

リズムのあとは海堂の執念の歌もあり(曲名は「タフ」海堂らしいタイトル)これも前回と違いアップテンポな曲になってました。
3倍努力してやる!という執念の歌?なのかな?

試合は最後まであきらめなかった海堂の勝利!
勝った海堂にタオルと水を差し出すリョーマがまたポイントだったりして。
この試合が終わったあと、病院からもどってきたタカさんたち。
「ちゃんと治療したのか?」という手塚の問いに「応急処置はしてもらったんだけど」というタカさん。
「ダメだよ、ちゃんと治療してもらわなきゃ」と心配そうにいう不二に「そうだよ、病院もどりな」の菊ちゃんのセリフにタカさんと桃は顔を見合わせて複雑そうに。
1日の午前中ではここでタカさんが「いや、病院の先生がさ、なんかあやしくってさ・・・」というアドリブが入りました。
午後でもなにかしらアドリブを入れようとしていたようでちょっと失敗気味の阿部さんがなかなかナイスでした。(笑)

シーン13 リョーマVS深司

S2の試合。
あのリョーマの怪我のシーンをどうするんだろうと思っていたら深司の「スポットをねらえ」の歌にあわせて舞台全体を赤い照明で照らし、暗い部分等で持ってきてラケットをとばして怪我をするという風になってました。

まぶたの傷をおさえるのは乾がやってました。
桃ちゃんが差し出した代わりのラケットを大石が「ダメだ」と言ってぶんどり試合を棄権するように言ったのですが、手塚が「10分で決めてこい」と言う言葉に、結局大石も腹をくくると言った感じになってました。
そして10分で試合を決めて見事青学が地区大会優勝。

試合終了後の歌やセリフも原作どおりでした。
深司の「すんまそん」に桃ちゃんが「そん?!」とツッコミをいれる場面もありましたが。

シーン14 本当は仲いいのかな?

舞台が暗転し、中央でリョーマがタカさんが治療に行った病院に行ったのですが、目をみてもらおうとしているのに医者はやはり、ジャージをめくるしでリョーマがめちゃくちゃとまどっているのが笑えました。
舞台前方では左側からでてきた神尾と伊武の会話が。
神尾「橘さん、あの手塚って部長と試合したかっただろうな」
伊武「ああ、そうだね、全部俺のせいだよね」
神尾「誰もそんなこと言ってないだろう」
振り向きながら「思ってるくせに」という深司に「思ってない!」という神尾。
このやりとりが 右側に引っ込むまで続き・・・また右側からでてきたときにはいろいろとアドリブがありました。

まず、初日「思ってるくせに」「思ってない!」の会話がしばらく続いた後、ふいに深司が「思ってない」といい神尾が「思ってる!」とつい言ってしまい、しばし会話がとまり「やっぱり思ってるんだ」とボソッとつっこまれて「いや、思ってないから!」と必死にいいわけする神尾くんが笑えました。

2日目午前中は神尾がヘッドフォンをつけて曲を聞きながらリズムに乗っていて「リズムに乗るぜ」といいながら歩いていました。
「そのセリフなんとかなんないのかな・・・。そんなんだから杏ちゃんとられるんじゃん」という深司のつっこみがおかしかったです。
午後は初日の会話とほぼ同じ。

3日目午前中は深司の例のラケットを「ちょっと貸して」といい、神尾が歩きながら例のラケットのふちにボールが当たるのをやっていたら、深司が本当にラケットのふちでボールを当てだしました。
2・3回やったところでボールがおちてしまったのですが
「練習では上手くいってたのに・・・」
とボソッという深司いや小西くん。本当に練習したんだ・・・

午後は「そういえばさ、お前との試合に勝った海堂ってこれ飲んで強くなったらしいよ」とおもむろに差し出したのはなんと乾汁!
「これ・・・俺飲むの?」と躊躇する神尾に乾汁を押し付ける深司。
嫌な顔をしつつも飲みきりそのまずさ(?)に思わず顔をしかめ、紙コップを握り締める神尾に一言。
「本当に飲んだんだ。俺なら飲まないけどね」
呆然とする神尾(というより松井くんだね)がすごく笑えました。
ちなみにこの乾汁ネタこの次のシーンでは・・・・

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シーン15 寿司屋へGo!

不動峰の仲良しコンビ?が舞台袖に下がった後、かわむらすしで祝勝会をする青学メンバー。
千秋楽での乾汁事件で、しょっぱな、乾が大石に「乾汁のレシピが盗まれた」という話をしていたのがおかしかったです。

祝勝会、カウンター席には手塚、大石、乾。座席には不二、菊丸、海堂、桃。
桃ちゃんカウンター席の手塚たちのすしを見て「なんか、いいのがあるこっち」と言って手塚ににらまれてました(笑)
乾のうんちく「これは近海ものですね。ドコサヘキサゴンエンサン(だっけ?)がたくさん含まれてますよね」に桃ちゃんが「ドコサなに?」 「D・H・A。つまり・・・」のこのセリフのあとが乾アドリブオンパレード!

初日は「どうなっているんだ、堀尾のあのまゆげ」
2日目は両方とも「抱いてHold on Me Ah♪」(2日目午前中はこのセリフの後に「それが乾先輩の18番ですか?」と聞かれ「いや俺の18番は・・」と歌いだしたのが「誰だ、誰だ、誰だ~♪(草太くんの公式HPのプロフィールを見てね)」場内大爆笑でした)

3日目午前中は「ディープでホットなあの場所」という前回公演の「X指定18禁」を思わせるセリフに場内騒然。(頼むぜ、草太くん・・・)

午後のセリフにも再び場内騒然。
D「どうしたんだ、お前」
H「ほっといてくれよ、俺のことは」
A「やっぱり・・俺よりアイツの方がいいのか?」
このセリフにみんな一瞬驚いていましたが桃ちゃんが
「なんなんですか?それ?」
「ああ、この間部室で大石と菊丸がこう話していたんだ」
と黄金ペア好きが喜びそうなセリフがとびだし、つっちーが凍りつき、一太郎くんはなにがおきたのかわからない表情に。

この日の1幕での乾汁の復讐なのかな?咳払いをする大石に「大石~」と無邪気にVサインをする菊ちゃんにVサインをなんともいえない表情で返す大石に大笑い。
さて、怪我を治したリョーマもかわむらすしに来て乾杯となりましたが、海堂があなごを独り占めして口の中にほおばっていたときに乾杯だったのでみんなに白い目でみられていたのがおかしかったです。
あなごとジュースってあわなさそう・・・

乾に「越前はこれだ」と牛乳をさしだされ、「あははは」と笑いながら菊ちゃんがそれを受け取りリョーマの前で「これだ」と牛乳を差し出す姿がおかしかったです。
ちなみに寿司と牛乳は(しぶしぶながらも)「最高です」だそうな。
不二の巻物をうばいとる菊ちゃん。どうやら本当にわさびずしだったらしく表情がもううわ~って顔だった一太郎くん。
しかもテーブル席のみんなはわざと飲み物を全部飲み干しているし。

カウンター席では、手塚が河村父に顧問に間違えられ思わず立ち上がってしまうという(大石になんとかなだめられているが)シーンが。

まず初日タカさん「え?親父、顧問の先生なんか来てないよ」手塚「部長の手塚です」

2日目両方タカさん「だから、親父顧問の先生はいないって」手塚(咳払いをしつつ)「手塚です。部長です」

3日目午前タカさん「え?顧問の先生?いや来てないよ。親父」手塚(咳払いをしつつ)「手塚です。部長です。中学3年生です!」

午後タカさん「え?顧問の先生は来てないって。いや、CMで見たことあるってそんなわけないだろう?」手塚「部長の手塚です!!」
(CMというのは当時滝川さんが出ていたリポビタンDのCMのことですね)
そして大石が魚を食べないのを不思議におもった乾がたずねると
「俺、魚は食べるより見るほうが好きなんだよね」
「大石、これらは熱帯魚じゃないよ」
「・・そうか、じゃあ食べるよ」

ちなみにこの部分千秋楽午後では、まだ2人の漫才があったのですが周りの声がうるさくって聞こえなかったです。(誰かおしえてくれ~)

不二がタカさんにおもむろに
「ねえ、タカさん。ラズベリーパイある?」
にタカさん
「え?ラズベリーパイ?・・・親父、ラズベリーパイある?」
このタカさんのセリフは初日のみで残りはこのあとに
「たぶん、川魚だと思うけど」
と続きます。
それと千秋楽午後ではラズベリーパイが「リポDある?」に変わってます。

飲み物飲んでテーブル席に戻ってきた菊ちゃんがみんなにゲームしよと声をかけなにやる?という話になったときに海堂が「たけのこ、たけのこ、ニョッキンキン」と言い出し、みんなでこれをいきなりやりだしました。
タイミングのあわなかった人がわさびすし食べてましたが海堂や桃、菊ちゃんが犠牲になってました。
(海堂が2日目午後、桃が午前、菊ちゃんが千秋楽午後だったと思う・・・)

タイミングが見事にぴったりしてしまった2年生コンビがケンカになり表へ飛び出してしまい、3-6コンビが後を追っていき、眠くなったリョーマはその場で眠ってしまいます。
タカさんは乾に頼まれた魚の目をあげたら
「次の乾汁の材料にしよう」
と言われ
「返してくれ!!」
と追いかけてとそれぞれが舞台から去っていくと舞台全体が暗転。
手塚の「竜崎先生、越前と試合をさせてください」のセリフが響きます。

シーン16 青学の柱になれ!!

右隅で大石が手塚の腕を心配して、2人の高架下の試合を見守っています。
例の巨大スクリーンが高架を現し、舞台ワゴン上で2人が試合をしていて、まさしく高架下の試合を演出していました。

「越前、お前は青学の柱になれ」

そして、手塚のソロが始まりリョーマとのデュエットになります。
手塚の「お前は青学の柱になれる男」の歌詞がもう泣かせます。
この部分はキーも高いし滝川さんも歌っていて苦しいときもあった気がしますが上演が重なっていくごとに声が伸びていった気がします。
Kimeruくんは本職だからもう歌うまいのは当たり前だしね。
ハモリもキレイにハモってました。

シーン17 行くぞ!青学!

原作にあった高架下の試合のあと、家に帰ってからリョーマが南次郎さんと練習しポイントをとり、「親父・・・強くなりたい!もっと・・・もっと」のセリフはなかったのですが(前のシーンで歌で強くなりたいと願ってました)
前のシーンで2人の練習シーンがありコートに1人残った南次郎さんが「あいつ、強くなるぞ」のあと、2幕オープニングの「チャレンジ – すべては勝利のために」が流れてきて、青学メンバー、不動峰メンバーが登場。
総勢14人で決めて幕がおります。

シーン18 お前は青学の柱になれる男

エンディングその2というかスローにした曲「VICTORY – お前は青学の柱になれ」が流れて、まずタカさんのソロ、菊ちゃんが登場しハモり乾のソロ、海堂が登場しハモりました。
大石がソロで歌い桃ちゃんがハモリ、不二がソロで歌い手塚がハモリ全員が登場しハモってました。
おもむろにメンバーがステージ前方に座ったときに、リョーマが歌いながら登場し中央に位置し、 座っているメンバーがリョーマを振り返りながら「お前は青学の柱になれる男」とハモって、中央のリョーマのまわりをとり囲んでいました。
さて次はカーテンコール!もちろんあの曲です。(笑)

寿司屋のシーンはこの公演のみかもですね。
2ndは未見なのではっきりしていないのですが、確か2ndの不動峰公演は1幕が初演であったランキング戦で、2幕が不動峰戦だったからかなり詰め詰めだったと聞いてます。
3rdは初演のランキング戦は「回想」という形で合間合間に入っていましたが、全体的な構成時間は2ndと変わらないので、やはり寿司屋はこの公演だけですね。
寿司屋のシーンは原作でもアニメでも大好きな日常シーンだったので公演で見れて本当に楽しかったですよ。

 

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